wallet   (財布)


これはGOYARD(ゴヤール)のウォレットです。
ゴヤールは最近人気が出てちょっと抵抗があったのだが、物欲を掻き立てられる財布がなかなかみつからない日々に終止符を打ってくれた一品だったのでミーハー感は我慢してここはひとつ買いだとおもい購入に踏み切った。
さて、財布はこれなのだが実はコレ参考画像、当然スタンダードなものはほしくないスマケンはオプションのカラーとゴヤールの得意技であるマカージュを施してもらった。
このマカージュサービスはなかなかタイヘンだったので過去のスマケンブログから抜粋して紹介しよう。





2005年10月某日--------------

ゴヤールオーダー会、10月某日の朝10:00から電話予約のみで予約というシステム。某ショップでは抽選や順番待ちというところもあるようだがタカシマヤは電話がかかればOKということでうれしい。
しかし1日10名×5日で50名定員だ。年に数回のオーダー会、狙っている人も多いはずだ、私は先月末からやる気満々だった。

そしていよいよ勝負の時・・・・9時59分20秒から9ケタをプッシュ!
57秒に最後の1ケタをプッシュ!
「プーップーップーップーップーッ」
やはりダメだった・・・・予想通りやる気満々なのは私だけではないようでそう簡単にはいかない。
リダイヤルはつながりにくいという情報を信じてひたすら10ケタプッシュ!
おかげでゴヤールの電話番号をマスターしてしまった。
かけ続けること50分・・・・・
「ハイ、日本橋タカシマヤ一階ゴヤールブティックでございます」
「イエス!ゲッツ!」
こうして私の戦いは終わった。

電話がつながらない間、頭の中では50名のカウントダウンがされておりドキドキで半ばあきらめかけていたが、よく考えると
電話の内容は購入予定商品、日時、カスタム料金説明等で約5〜8分。
そう考えると私はまだ10人以内といったところだ。意外と余裕じゃん。
しかし好きな日時を選ぶのだから早いにこしたことはないけどね。
という訳であとは当日までカスタム内容でモンモンだった・・・・。

オーダー会当日
ゴヤールに着くとゴヤール本店から来たと思われるフランス人スタッフが待ち受けていた。
彼はニヤリとしながら「コンニチハ」
私もニヤリと「ぼんじゅ〜〜る」
タカシマヤゴヤールの店員、フランス人スタッフ、通訳の3人で応対してくれる。

今日まで数日モンモンと脳内カスタムを行ってきたが結果がでず
オーダー会をむかえてしまった。
希望商品はウォレットと決まっているものの配色等がまったく決まっていない。
男性はやはりスーツでもカジュアルでもOKなブラックが多いのだろうがブラックは定番でつまらないし基本色で普段からショップで販売しているのでヤメ。
他人と同じは避けたいし、やはりせっかくオーダーなのだから色は変えようと考え直した。
選べる色は10色(白は除く)あるが派手なものは若干女性らしさがあり選びずらい。他人とかぶるのは嫌だが女性とかぶるのはもっと嫌だ。
というわけで悩みまくった末、ネイビーを選択した。 でも色をオーダーすると3割増しなのよね〜トホホ。

次はイニシャルだ。
文字のサイズは3種類。
色々な色の数種類の立体文字が書いてある透明なビニールを商品にのせてイメージする。
これがまた悩むのだ。こんなの脳内作業で出来る訳はなかった。フランス人スタッフもおすすめを言ってくれるが
それを鵜呑みにする私ではない。
数分悩んだ末、生地が青なのでトリコロールにしようと赤と白の文字に決めた。
フランス人に媚びてしまったような気もする・・・。

次はラインを決める。
ラインは文字と同じ色で2色、幅等を決めていく。
これはフランス人の意見を少し取り入れた。

内容確認、見本用写真撮影許可にサインをしてオーダーは完了。
料金情報も気になるところだと思うので記そう。
イニシャル8000円(3文字まで)、ライン1本13000円、生地のスペシャルカラーは商品の3割増しだ。

危なかったがギリで10万は越えずにすんだ。オーダーでこの値段なら悪くない。

そして待つこと6ヶ月・・・・・それはとうとう完成した。




ナイス!かっこいい!ステキ!
150年以上の歴史をもつ風格に色や文字の現代テイストが加わってゴージャス且つスポーティーなウォレットに仕上がった。

それでは少し紹介しよう。


イニシャルはK.・Sなどが通常だが2文字はいかにもイニシャルなのであえてSHIMIZUのSMZとした。

ゴヤールのロゴもオーダーのときはどこに来るかわかりません、下手するとないかも、と脅されたがちゃんといい位置に入っていた。











開いた左内側にGOYARDの刻印、通常この内側は茶色だがオーダーの場合外側と同じ色になるようだ。














裏側は黄色、実はこれがかなり気に入っているポイントです。
風水では金運アップの色です。



















スミにはなんだかLotナンバーが入っていました。





さて、これだけで終わらないのがスマケンカスタム、
ゴージャスなウォレットにはゴージャスなウォレットチェーンを付けます。
イタリアのキーホルダーブランドBAGNARA(バニャーラ)のウォレットチェーンです。
スワロフスキーがキラキラと美しく輝いています。











付け方ですがさすがのスマケンも本体に穴をあける勇気はありませんでした。
ホームセンターで特殊なゴム素材を購入、なにが特殊かわすれたけどゴム臭さがなくて良いです。
これにベルト穴あけ道具で穴をあけワッシャを両側から貼って補強、
そこに携帯ストラップの紐を通しゴムシートを中に収納します。
下側の穴から紐を出して完成です。
 




 




ジーンズのポケットからチラリとのぞくゴヤールブルーのトリコロールが渋いぞ!よっ!大人のお洒落!








 END




















そうそう、そういえばウォレットを買ったらノベルティをもらった。見たい方はこちら

追記:日本橋高島屋では常時マカージュを受け付けることになったそうだ。
    なんでそういうことするかなー。人気があるとすぐこういうことをする。
    希少性というメリットはなくなった。悲しいことだ。

    限定で作ったものが人気だったので定番化するとかそういうのははっきり言って詐欺だとおもう。
    いくらいいものを作っている店でも商売っ気が見えると私は幻滅する。
    売れる物だの売れない物だのいう金の話は本当に嫌いだ。
    いい物を作って人を喜ばせて満足して死ぬ。
    クリエイターはそんなもんでいいと私はおもっている。
    金がほしけりゃもっと他の商売をすればいいのに・・・・。

                                  おまけ                        
ネットで見てたらゴヤール本店の画像があった。
転載うんぬん書いてなかったのでちょっとお借りします。
だってスマートくんが写っているんですもの!
ブラスマダイバーのためにあるような画像だ、すばらしい・・。

そういえばスウォッチとメルセデスの決裂の理由も遊び心のあるスウオッチと商売人メルセデスとのズレだったと記憶している。
金稼ぎたい人といいものを作りたい人で前者を好きだという人はいるのかな?いるだろうな。いやな世の中だ・・・。





















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